令和6年度 北海道立文学館における博物館実習について
北海道立文学館では、学芸員資格の取得をめざす方のために、博物館法施行規則第1条に定められた博物館実習を下記により行います。
1 実施期間
令和6年8月2日(金)~8月9日(金)
令和7年2月4日(火)~2月12日(水)
- 各実習期間内6日間(休日を2日間設けます)。
- どちらかの期間を選択して申し込んでください。
2 実習内容
- 当館の施設・設備、常設展、開催中の特別展等のガイダンス
- 博物館活動についての講義
- 文学資料の収集・登録・整理、保存措置、資料の取り扱い
- 教育普及活動の実施・運営
- その他、文学館の運営に関わる諸業務
- 特別展企画案作成演習、発表
※実習内容は、諸般の事情により、変更となる場合があります。
※指導には、学芸員、司書のほか当館職員があたります。
※実習が決定した方には、後日詳細な日程を連絡します。
3 対象者
- 大学、短期大学において、博物館法施行規則第1条に規定された学芸員資格取得のために必要な科目の単位を履修済み、または在学中に履修予定の方。
- 学部・学科や専攻科目は問いませんが、特別展企画案作成の演習をメインとするため、近代日本文学に関心の高い方。
- 将来、文学館等の博物館での勤務を希望する方。
- 実習期間中、当館に通うことのできる方。
4 受入人数および申込手続き
- 各実習期間における定員は4名。令和6年3月8日から受け付けます(レポートや面談等による選考はありません)。
- 文学館へ電話(011-511-7655)で申し込んでください(定員となり次第、受け入れを終了します)。
- 申込時に希望期間をお知らせいただき、当館が定める「実習生調書」に記入し、提出してください。
- 実習期間が内定した後に、所属大学の担当部局に申し出て、当館理事長あてに、学長名(部局長名)による「博物館実習受け入れ依頼書」を提出してください。
5 経費
- 受講料は必要ありません。
- 交通費、その他の必要経費は、すべて実習生本人または所属大学の負担とします。
6 実施要領
実習期間は、毎日9時30分までに出勤、午後5時に退庁。
- 館への出入りは正面玄関左横の職員通用口を使用し、出勤退庁時は警備員から名札を収受・返納してください。
- 体調不良等の緊急の電話連絡は、文学館(011-511-7655)まで。
- 実習日誌は毎日記入し、実習担当学芸員に提出すること。
- 出勤簿に押印のため、印鑑を持参してください。身の回りの品々は自身で管理してください。
- 軽作業を伴うので服装は軽装とし、内履き(スリッパではない運動靴タイプのもの)を用意してください。
- 昼食は館内外において昼休み時間内に済ませてください。
- 実習期間中、展示室へは受付で名札を明示して入場し、随時見学・研修してください。
- 実習終了後10日以内に、次のテーマでレポート(1600字程度)を作成し提出してください(郵送可)。「文学館の諸活動と役割について」(各自サブタイトルをつけてください)
7 近年の受け入れ状況
- 2023(令和5)年度 4大学8名
札幌大学、札幌学院大学、北海道大学、八洲学園大学 - 2022(令和4)年度 7大学8名
札幌大学、札幌市立大学、同志社女子大学、北海道教育大学、北海道大学、八洲学園大学、立命館大学 - 2021(令和3)年度 3大学7名
成城大学、北海道教育大学、北海道大学 - 2020(令和2)年度 8大学10名
群馬県立女子大学、札幌大学、帝京大学、東海大学、日本大学、一橋大学、北海道教育大学、北海道大学
申込み・問い合わせ先
北海道立文学館 博物館実習担当まで
〒064-0931 札幌市中央区中島公園1番4号
電話:011-511-7655 Fax:011-511-3266
施設設置者:北海道教育委員会(教育庁生涯学習推進局文化財・博物館課)
指定管理者:公益財団法人北海道文学館